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2011年 09月 25日

親の気持ちと、消えゆく伝統文化と、山小屋の歴史

最近の読書。

「いのち五分五分」 山野井孝有著 山と渓谷社
登山家山野井さんの父親が綴る「いのち」への想い。
山野井さんの歴史を知るという面でも興味深いけれど、極度に先鋭的な登山を続ける息子と父親の想いの交錯がなんといっても興味深い。
そして山野井さんを語る上で外すことのできない奥さまの妙子さんの存在。
山野井泰史さんの存在を、違う角度から知ることのできる貴重な本だと思う。

「マタギ ~矛盾なき労働と食文化~」 田中康弘著 えい出版社
taroちゃんから借りっぱなしでうっかり忘れかけていた・・・。
マタギ列伝を読んだ勢いで、漫画からルポへ。
秋田・阿仁のマタギの生活を追った写真家の記録は、現代のマタギの姿を教えてくれた。
そして、真のマタギの伝統文化がほぼ消えつつあることも。。。

「黒部の山賊 ~アルプスの怪~」 伊藤正一著 実業之日本社
版画家・畦地梅太郎さんの表紙にまず魅かれ、黒部に行くことがあったら是非買いたいと思っていた本。
先日雲ノ平に行ったときに三俣山荘でゲット!
戦後、まだ登山が一般のレジャーとして定着する少し前、廃墟となっていた三俣山荘に山賊が居るとの噂があった。
その山賊の正体とは???
マタギにも通ずる凄腕の猟師たちの存在と、当時の北アルプス周辺の様子、登山事故、山の物の怪・・・。
今も現役の山小屋のご主人でもある著者から小屋で聞くようなユーモラスで魅力溢れる話が詰まった、これも貴重な山の歴史本。 

すっかり山づいている今年の秋。
再読中の「みんな山が大好きだった」も面白い。
次は何を読もうかな~。
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by something_great | 2011-09-25 22:09 | 読書


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