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2012年 05月 04日

開拓史の面白さ

「北アルプス開拓誌」 中村周一郎 郷土出版社

先日訪れた大町山岳博物館で「出会ってしまった」ため衝動買い。
読み進めるうちに、昨年読んだ「黒部の山賊」と合わせて読むのが楽しいことに気づく。
大まかな時代が重なる部分も多く、より理解が進み、関心が深まっていくのだ。

「黒部の山賊」は小屋主と猟師を軸に、黒部周辺エリアの開拓の歴史が語られている。
一方「北アルプス開拓誌」は大町や松本の志ある人物を軸に、北アルプス開拓やガイドの歴史が語られる(後半は猟師も登場)。
一般的にもよく知られた山岳エリアの開拓史を知ることは、また改めて山に向かう動機となる。
今までは自分の中に持っていなかった関心の対象だけれど、歴史は面白い。
たとえ同じルートを歩いたとしても、感じる空気感や思考の深みはまったく違ったものになるはず。

「ぶれず」に「とことん」やりきる強さ。
やっぱり事を成す人は共通する芯を持っているのだろうか。

北アルプスの歴史を知るダイジェスト版とも言える本書。
扉を開いてしまったら、次の扉も開かずにはいられない。
まずはウェストンと播隆上人の2人が待っている。
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by something_great | 2012-05-04 21:53 | 読書


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