my style is...

nibaru.exblog.jp
ブログトップ
2012年 06月 02日

Because it is there.

「マロリーは二度死んだ」 ラインホルト・メスナー著 黒沢孝夫訳 山と渓谷社

1924年のマロリー、アーヴィンの遭難から、1953年のヒラリー、テンジンの初登頂、1975年の中国隊による北面ルート初登、1999年のアンカーによるマロリー遺体の発見・・・。
世界最高峰の頂を舞台に伝説となって生き続けたマロリーの思いをメスナーが代弁・・・とは言ってもやっぱりメスナーはメスナーで、マロリーにはなれない。
というか主観が入りすぎて無理があるかな、と。
訳者は巻末に「欧州議会議員でもある著者はあまりにも多忙すぎて、十分に推敲する時間が無かったものとみえる」と書いているけれど、せっかく書いてくれるならもっとしっかり書いてほしかった、とはあまりにも勝手な言い分か。  

マロリー(メスナー)目線からの、エベレスト開拓時代、登頂問題、倫理観、ガイド登山・・・それなりに興味深かったし、歴史の内情も知ることができたのは読後の収穫だけれど、ちょっと浅いのが残念。
[PR]

by something_great | 2012-06-02 22:34 | 山歩き


<< まだ、もう少し・・・      Good Hiking >>