カテゴリ:山歩き( 16 )


2012年 10月 11日

紅葉ハイク

2012年秋の紅葉は例年以上の見事さらしい。
涸沢まで行く時間は無いので、近場の白山で紅葉を楽しめるか確かめに行ってみた。

大白川の登山口までは自宅から3時間弱で到着。
登山道沿いはブナやダケカンバの大木が多く、とても気持ちよく歩ける。
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紅葉は徐々に標高を下げてきている様子。
室堂までは約4時間だったかな。
室堂平から南の別山方面に広がる台地はハイマツとナナカマドの彩りが素敵だった。
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この日は風がほとんどなく晴天だったので登りは暑かった。
午後はガスが湧いてきて室堂では少々肌寒く感じ出したが、ほとんどウィンドブレーカーも出番なしで済むくらい。
毎度のことだけれど、ピストンの下山は面白みに欠け、ひたすら歩くのみ。
いい加減飽きてきた頃に駐車場に飛び出た。
最後はいつもの平瀬温泉で〆。

紅葉は白山も十分に楽しめる。
色とりどりの東面台地を眺めながら、冬の地形を想像するのも楽しい。
1泊2日でゆっくりもできるし、日帰りにも丁度良いルートなので、白山は色々使えそうだな。
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by something_great | 2012-10-11 22:01 | 山歩き
2012年 09月 28日

薬師

薬師は学生時代に立山~槍の縦走中に通過し、非常に印象の良かった山のひとつ。
紅葉のピークにはまだ早いと思いつつ、久しぶりに訪れてみるとまた違った味わいのある山旅となった。
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折立からの路は一度歩いてみたかった。
ところどころ木道のある登山路は、目指す薬師岳の大きさを味わいながら気持ちよく歩くことができる。
でも夏はちょっと大変かな。
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太郎小屋からはぐるっと雲の平を挟んで薬師・黒部五郎・槍・鷲羽・水晶と見事な景観。
太郎のテン場もシーズンオフといった感じで好きなところに張ってのんびり読書タイム。
日が暮れると一気に寒くなり、ダウンは必須。
夜は満天の星空。
翌朝は5時に動き出し、キレイな薬師岳山荘の前を通って山頂へ。
愛大の遭難碑の前で悲しい歴史に触れた。
山頂からは立山・剣・鹿島槍・白馬など北~東側の山並みもバッチリ。
カールも見事でやっぱり滑りたくなった。
太郎小屋のラーメン&ネパールカレーを頂いてから下山。
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平日だからというのもあるけれど、この時期は訪れる人も少なくなって夏の賑やかさとは全く違う味わい方ができることに改めて気づかされた。
空気も冷たくなり、少し寂しい雰囲気で、自然と内省的になる。
紅葉のピークはまだ先だけれど、それでも山腹を彩る赤や黄色の草木は目に優しい。
なだらかな地形の多いこのコースは気張ること無く楽しめる素敵なところ。
やっぱり来て良かった。
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by something_great | 2012-09-28 21:31 | 山歩き
2012年 09月 08日

喜作新道

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食わず嫌いだった表銀座縦走路を3泊4日で歩いてきた。
天候が良くないことなどまったくイメージしていなかったのだけれど、こればかりは仕方なし。
たっぷり歩いて身体が山仕様になったかも!?

燕山荘までの合戦尾根は先月のブナ立て尾根の登りを経ているので、気分的にもだいぶ楽。
景色は望めず、したがって燕岳の山頂に行く気分にもなれず、テントを張ったら燕山荘でまったりとケーキタイムを楽しむ。
小屋の食堂に飾られた畔地梅太郎の版画が非常に心をくすぐる、気持ちのよい小屋だった。
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翌日はヒュッテ西岳まで稜線歩き。
時折雲が抜けると黒部方面の山や沢、常念岳あたりが視界に広がり、「銀座」と称される人気コースの理由もわかりかける。
大天井岳・西岳は一応ピークだけはしっかり踏んでおく。
ヒュッテ西岳のテント場は先客がいないこともあって良い場所を確保できた。
雰囲気の良い場所だけれど、風が強いときに吹きさらしのスペースしか空いていないと結構辛そう。
夕方はまさかのマジックアワー到来でプチ興奮。
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翌朝もよく晴れ、水俣乗越に降りる途中に朝焼けが北鎌から南岳までの山稜上部を照らす。
ハシゴの多いルートだけれど、喜作さんが拓いたこのルートはやっぱり槍を目指す上で素晴らしい路だと思う。
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常に槍の大きさ・存在を意識しながら山頂を目指すのは気分が良い。
槍ヶ岳山荘に着くまでは好天ももってくれた。
山頂ピストンし、「ワンダーフォーゲル誌」の取材を受けて気分もアゲアゲ。
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やーまも行く気になったことで、予定通り南岳へ3000mの稜線歩き。
後半体力的にはキツクなるが、無事南岳小屋へ到着。
風が吹き荒れ、小屋の風力発電が凄い音を立てて稼動している。
しばし小屋の中に入ってゆっくりと登山者同士の交流を楽しむ。
南岳小屋の居心地の良さは格別なものがあった。

最終日、ハイライトは氷河公園の景観だったが、雨とガスで期待も飛んでいった。
それでも天狗原への急な下山路を歩いているときに、ガスが切れて目の前に広がった横尾谷の雰囲気は抜群だった。
このカールの中にテントを張って停滞したいという現実的な願望と、喜作や品右衛門ら職猟師たちが熊やカモシカを追った時代の姿と変わらない景観を目の当たりにしている夢心地に、しばし陶酔。
氷河公園での絶景は楽しめなかったけれど、ビックリ平と西岳、そしてここで味わうことができた景観に、自分としてはすこぶる満足を覚えた。
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by something_great | 2012-09-08 15:53 | 山歩き
2012年 08月 24日

烏帽子岳

8月唯一の連休はやっぱり山。
1泊2日っていう時間制限と、この1週間すこぶる体調が悪かったことで行き先は結構絞られる中、薬師・燕を蹴って烏帽子をターゲットにした。
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それにしても調子が悪い。
悪すぎてゆっくりゆっくり歩いたことで、ブナ立尾根の登りもそれほど印象悪くない。
でも烏帽子小屋のテント場に着いたら即ダウンして昼寝3時間。
よほど疲れていたようだ。

烏帽子小屋の前にはチシマギキョウが咲いていて、もう少し時期が早ければコマクサも。
こじんまりと渋い佇まいの小屋はなんだか素敵な雰囲気だった。
朝になると、小屋の前もテント場もきれいに掃き清めてくれることにびっくり。
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たっぷり昼寝したにも関わらず、夜も関係なく眠りっぱなしで計13時間睡眠。
翌朝はさすがに身体から眠気が取れていた。
気持ちよい朝焼けの稜線を烏帽子まで歩き、花崗岩の山頂へ。
後ろ立山の山並、立山・剣、立山から薬師への稜線、赤牛岳と読売新道、野口五郎と裏銀座、燕と餓鬼岳。。。
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こりゃ素晴らしい眺め。
ここはもっと人気があってもおかしくない。

下山後は七倉温泉~大町のKuni's Kitchenでランチ♪
さらに名古屋に帰宅後にみつさんとディナーで、休日を最後まで満喫。
さ、次は表銀座だな。
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by something_great | 2012-08-24 22:44 | 山歩き
2012年 07月 27日

言葉も無い

この連休の山旅では立山~剣岳を行き先にチョイス。
mihoは初めて、自分は立山は約15年、剣は20年以上ぶりとかなり久々の山旅になった。

立山三山とは、勝手に雄山・大汝山・富士ノ折立だと思い込んでいたのだけれど、浄土山・雄山・別山というのがいわゆる三山らしく、社もその3つの頂に祀られている(浄土山の御社は崩れ落ちていた)。
今回は室堂からまず浄土山に上がり、雄山から真砂岳、別山を経て剣沢で一泊、翌日剣岳を往復してテントを撤収し、雷鳥沢へ移動して一泊、3日目はみくりが池温泉に入って下山とした。

1日目は終日曇りがちで稜線では風もあって寒さも感じる。
浄土山は静かで良い雰囲気だったが、一の越に降りると中学生の集団に巻き込まれ、そのまま雄山の山頂までご同行。。。
雄山を離れたら喧騒からも離れ、静かな稜線歩きが別山まで。内蔵助カールが素敵な景観を作っている。
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いつものことながら初日は寝不足なのか高山病なのか体調が悪い自分はこの日もグロッキー。
別山から剣沢に降り、テントを張ったらそのままダウン。
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翌朝、体調も天気も見事に回復。
初っ端、剣沢の雪渓を渡っていたら上部から飛ばされてきたテントが。回収して無事持ち主の手に。
別山尾根を辿って頂上へ。天気が良いのもあるし、やっぱり最高なわけで。
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穏やかな山頂で至福の時間を過ごし、剣沢へ無事戻り、時間に余裕もあったので予定通り雷鳥沢へ移動。
雷鳥沢もテントは多かったが、良い場所を確保してのんびり。
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素晴らしいロケーションの真っ只中、ここでも至福の時間が流れる。
山はやめられないね。

3日目、みくりが池の温泉入浴が9時からなのでのんびり朝の時間を楽しみ、温泉は一番風呂を頂いた。
下山後は富山市内で回転寿司をいただいて無事帰宅。
じんわりと素敵な景観の中で過ごした名残が残り、しばらくは幸せをかみ締めながら過ごせそう。
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クロユリ
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クルマユリ
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by something_great | 2012-07-27 20:44 | 山歩き
2012年 07月 14日

花の名山

今年最初のテント泊山行は白馬岳へ。
高2で訪れて以来だから随分と久しぶり。
前回は唐松からキレット経由で蓮華温泉に抜けたので、今回は歩いたことの無い大雪渓を詰めることにした。
天気予報は2日目に確実なる雨予報。。。

白馬の道の駅で仮眠後、八方バスターミナルに行ってみると・・・猿倉行きのバスが無い。
本格的な夏山シーズンはこの週末からで、各所のバスの運行も13日から始まるそうで。
事前に調べるべきだったが、まぁそうならそうで別にいいかと気にせずにそのまま猿倉へ。
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猿倉から白馬尻小屋を経て大雪渓に入る。
雪渓歩きは単調な上に急傾斜を直登するよう仕向けられるので足に堪える。
時折左右の支沢から「カラカラ」と落石が転がり落ちる音が響く。
自分に向かってくる石が無いか進行方向上部を見ながら歩くのもまた厄介。
登るに従い雲が切れ始め、稜線手前ですっかり抜けて見事な杓子岳が間近に見える。
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半分バテ気味ながら頂上小屋に着き、そのままテントを張ってしばらくのんびり過ごす。
寝不足と体力的なものと、いつものように最初はグロッキーになり、何もする気なし。
それでも晴れてるうちに頂上だけは行っておくかと空身で山頂へ。
頂から望む剣の形は見事な三角錐で格好良い!
山頂からの眺めを満喫した後、フラフラしながらテントまで戻って昼寝。

予報通り夜半から雨が降り始め、翌朝もバッチリ雨。
あわよくばと思っていた栂池行きをさっさと諦め、そのまま大雪渓を下山。
下山した時間が早くて昼飯にも温泉にも微妙な時間だったけれど、「みみずく」と「ちとせ」で無事済ませ、せんじゅさんにも立ち寄ってのんびり。
時間がたっぷりあったので帰路につくのも余裕があった。

で、今回家に帰ってから確認したお花たちは・・・
ウルップソウ・キヌガサソウ・シナノキンバイ・ミヤマイシガマ・イワウメ
タイミングとしてはちょっと早かったっぽいけれど、それでもお花畑は目に優しい。
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by something_great | 2012-07-14 22:51 | 山歩き
2012年 06月 02日

Because it is there.

「マロリーは二度死んだ」 ラインホルト・メスナー著 黒沢孝夫訳 山と渓谷社

1924年のマロリー、アーヴィンの遭難から、1953年のヒラリー、テンジンの初登頂、1975年の中国隊による北面ルート初登、1999年のアンカーによるマロリー遺体の発見・・・。
世界最高峰の頂を舞台に伝説となって生き続けたマロリーの思いをメスナーが代弁・・・とは言ってもやっぱりメスナーはメスナーで、マロリーにはなれない。
というか主観が入りすぎて無理があるかな、と。
訳者は巻末に「欧州議会議員でもある著者はあまりにも多忙すぎて、十分に推敲する時間が無かったものとみえる」と書いているけれど、せっかく書いてくれるならもっとしっかり書いてほしかった、とはあまりにも勝手な言い分か。  

マロリー(メスナー)目線からの、エベレスト開拓時代、登頂問題、倫理観、ガイド登山・・・それなりに興味深かったし、歴史の内情も知ることができたのは読後の収穫だけれど、ちょっと浅いのが残念。
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by something_great | 2012-06-02 22:34 | 山歩き
2012年 05月 12日

ちょっとそこまで

じっと家に閉じこもっていても、痺れが治まるわけじゃ無し、痛みが無くなるわけじゃ無し。
さすがにボルダリングは首への負担やら衝撃の可能性やらを考えると、「今は止めとこ」って思うけれど、「山歩き」ならいいでしょ!っていう自己判断の元に鈴鹿北部へ行っちゃうことにした。
外で遊べないのが1ヶ月以上にもなると、心の面でちょっと病的になってしまうしね。

コグルミ谷出合~タテ谷~鈴北岳~御池岳~コグルミ谷経由出合のコースタイムは約3時間。
標高差は多少あるものの、歩きながら何か不具合を感じても対処できそうなタイム設定。
が、後に色々な意味で見通しの甘さに気づくことになった。

タテ谷コースは踏み跡が不明瞭な箇所が多く、かなり頭と目を使うコースで意外に疲労を感じた。
コース自体は変化もあって良いコースに思うのだけれど、そもそもの勝手な見通しとのギャップが大きかったことが要因。
そして今日は寒かった。
防寒着は当然持っているから心配は無いのだけれど、これも「そもそも」とのギャップが。。。
御池岳からの下山路の急勾配も「そもそも」と。。。
いやはや、まったくもって反省しきりだね。
心構えがなっちょらんかった。
山そのものは良い雰囲気で楽しめたから良しとするか~。
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苔好き。
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寒いから?ニリンソウも開ききらず。
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by something_great | 2012-05-12 19:00 | 山歩き
2011年 10月 14日

涸沢

縁がないというか、避けていたというか、認めていなかったというか、食わず嫌いなメジャーどころというか。
それが上高地から涸沢、穂高のあたり。
槍もそうなんだけど、ここは学生時に1度だけ行った。
実は冬の上高地も1度だけ行ったことがあるけれど、テントを燃やした苦い過去が(笑)。
なんだけれど、歳を取って丸くなったのか今年のターゲットのひとつが涸沢だった。

今年は雪の影響もあって涸沢の紅葉はかなり厳しい状況らしい。
それでも穂高連峰に囲まれた涸沢のテント場は実に雰囲気があって気に入った。
2日目は北穂~涸沢岳~奥穂と歩いてテントに戻るコースを堪能。
緊張感がある岩稜歩きは久しぶりでそれなりに面白かったけれど、天気がどんよりしていたせいもあってかあまりテンションは上がらず、好みとしては黒部に分があるかな~やっぱり。
3日目の朝は朝焼けを眺めながらボーっと贅沢な時間を過ごす。
テントの前の岩の上にマットを広げ、シュラフに足を突っ込んでの珈琲タイムは最高だった。

山もキャンプも良かったけれど、今回の山行を彩ってくれたのは紅葉よりも人だった。
行きの横尾谷でやーまとすれ違ったのは予定通り(?)で嬉しいことだったし、その前に横尾を過ぎたところで石井のきんにくんにばったり。涸沢では同じ会社の山女子3人にばったり。下山時には岳沢登山口近くでガイドの仕事中のりゅーちゃんともばったり。
みんな好き者だねぇ。
ついでに梓川右岸の自然探勝路で猿の一団に会ったのも楽しい時間だったな。
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これで今年のテント泊縦走は終わりかな~。
まだ10年履いていない登山靴のソールが剥離したけど、リソールするかどうか悩む。。。
来年の縦走シーズンインまでになんとかしておかないと。
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by something_great | 2011-10-14 23:14 | 山歩き
2011年 09月 21日

念願の山旅

4泊5日の予定で北アルプスの奥地を目指す。
時間がたっぷりあった学生のときにはあんまり強く惹かれなかったのだけれど、ここ何年か常に頭の中に在った場所、雲の平。
せっかく行くなら高天原温泉は外せないので、高天原と雲の平に2日を使うプランを採用。
折立と新穂高はどちらにするか迷ったけれど、最後は泣く泣く黒部五郎を諦めて新穂高IN/OUTにした。
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新穂高から双六小屋までは予想を超える気温の中で意外に堪えた。
完全に夏山。
槍から南に連なる稜線を見ながら鏡平を超え、笠から続く稜線に出てようやく涼しくなった。
3連休直前の双六のテン場は空いていた。
風の強いテン場だが、夜からは時折雨も強まる。
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翌朝はガスの中、幸い雨は小降り。
双六~三俣小屋までは稜線ではなく巻道を選んだが、カールの中を歩くのは本当に気持ちよい。
雷鳥と遊んだりしながら快調に三俣小屋まで。
ここからの鷲羽岳の姿は格好良いはずなのに、ガスの中でピークは見えず残念。
強まる風の中、ゆっくり登って最初のピークを踏む。
ワリモ岳を超えた先の岩苔乗越も強風だったので、少し谷の方に降りて昼食。
黒部の源流のひとつ岩苔小谷の最上部、雰囲気抜群でご満悦。
メインのルートから外れ、誰にも会わない静かな山道は、獣の存在を感じさせる場所でもある。
熊鈴を忘れた2人は声を出しながら歩く。
念願の高天原温泉は雨の中だったが、気分が悪いはずがない。
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改装した高天原山荘にはツワモノが集っていて、話が面白いし刺激的。
きのこ汁も美味かった。
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悪天を予想していたら翌朝は晴れ、水晶岳方面のスカイラインが美しく、薬師も美しい。
意気揚々と雲の平へ。
高天原峠から先、次第に台地状の地形に変わり、景色も変わる。
テンション上がりっぱなしで雲の平山荘まであっという間。
小屋の周辺でのんびり過ごし、昼前だったけれどテン場に設営し、半日沈殿。
最高の天気の下、奥黒部の山々に囲まれた場所でグダグダするのは最高。
薬師、赤牛、水晶、祖父(の裏に鷲羽と三俣蓮華)、黒部五郎・・・あ~幸せ。
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翌朝も晴れたが、天気は午後から下り坂。
2日後も雨予報だったので予定変更して一気に新穂高まで降りることにする。
気持ちよい空気の中、まずは黒部源流を通って三俣小屋へ。忘れずに「黒部の山賊」をゲット。
三俣蓮華岳~双六岳を歩いている中、次第にガスに包まれだした。
時折見える笠ヶ岳の姿が印象的で、東側から見るより格好良い。
ほとんど人に会わないまま、双六小屋に降り、そこから一気に標高を下げる。
雨はどんどん強まり、最後は疲れと雨でヘロヘロになりながら新穂高に無事下山。
ひらゆの森に駆け込んで身体を温め、高山ラーメンで〆。
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1日減らしたことが残念でもあるが、それ以外は言うことなしの素晴らしい山旅だった。
ここ10年で最高。
歩きながらどんどんテンションが上がっていく。
次はどこ行こうか・・・来年は・・・もっと長期で・・・。
妄想は膨らむばかり。
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by something_great | 2011-09-21 20:07 | 山歩き