「ほっ」と。キャンペーン

<   2012年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2012年 06月 12日

垂壁のかなたへ

Steve House 
メスナー氏から「現時点で登山界の頂点に立っている」と評されるスティーブ・ハウス。
なんといってもナンガ・パルバットのルパール壁をアルパインスタイルで攻略したくだりがクライマックスだが、K7のソロ、デナリのくだりも相当熱い。
熱すぎて、ほとんど全ての舞台が極寒の中にあることを完全に忘れてしまう。
困難なルートを攻略するスーパーマン的な活躍の記録よりも、ザイル・パートナーとの深い関係性、自問自答の部分が詳細に語られているところが興味をそそる。
patagoniaのアルパインクライミング・アンバサダーが次々に登場するので、それぞれへの関心も高まる。
ジャンボさんもこういう世界で熱くなっているのか。。。
スティーブ・ハウスは文才もある。
リアルなクライミングの現場、その臨場感が凄い。
これは熱いわ。
[PR]

by something_great | 2012-06-12 22:36 | 読書
2012年 06月 11日

まだ、もう少し・・・

お誘いしてもらっていたミズガキはパスしたものの、気持ちは既に岩に向いていたので笠置にて様子見ボルダリング。

御馴染み時計塔岩の時計/4Q、思ったより腕に力が入れられたことに気を良くしてリピート。
遊ぼうと思っていたユズモ岩はびっしょり濡れていたので、林道上エリア上部の行ったことのない岩をチェックしにブラブラと林の中をさまよう。
オウダン岩(左)のドリフター/3Q、苦手のシットスタート、意味分からん。。。
ハナエモンはロストロックで撃っていて、時折遠くのほうから「ヘイ!」って声が聞えてくる。
初めて足を踏み入れた猪まちエリアは、手頃なグレードの岩がゴロゴロ♪
道標岩のFox/7Qはmihoもかなり数撃ってゲット。
なんじゃもんじゃ/5Qは今の自分にちょうどおもしろく感じる課題だった。
スラブ岩の左/中/右/7Qは、まぁそんな感じ。
むささび岩の夜間飛行/4Qは濡れていてできなかった。

今日の笠置は今にも降り出しそうな曇り空で、半袖だと待ち時間は寒いくらい。
濡れている岩が多くて残念だったけど、やっぱり楽しいね。
腕は・・・痺れてる。
がっつり打ち込むのはまだ無理。
のんびり遊ぶ気持ちでやる分にはできるけど、プッシュする雰囲気になったときに我慢できるかが問題。
[PR]

by something_great | 2012-06-11 20:01 | 岩遊び
2012年 06月 02日

Because it is there.

「マロリーは二度死んだ」 ラインホルト・メスナー著 黒沢孝夫訳 山と渓谷社

1924年のマロリー、アーヴィンの遭難から、1953年のヒラリー、テンジンの初登頂、1975年の中国隊による北面ルート初登、1999年のアンカーによるマロリー遺体の発見・・・。
世界最高峰の頂を舞台に伝説となって生き続けたマロリーの思いをメスナーが代弁・・・とは言ってもやっぱりメスナーはメスナーで、マロリーにはなれない。
というか主観が入りすぎて無理があるかな、と。
訳者は巻末に「欧州議会議員でもある著者はあまりにも多忙すぎて、十分に推敲する時間が無かったものとみえる」と書いているけれど、せっかく書いてくれるならもっとしっかり書いてほしかった、とはあまりにも勝手な言い分か。  

マロリー(メスナー)目線からの、エベレスト開拓時代、登頂問題、倫理観、ガイド登山・・・それなりに興味深かったし、歴史の内情も知ることができたのは読後の収穫だけれど、ちょっと浅いのが残念。
[PR]

by something_great | 2012-06-02 22:34 | 山歩き